尊敬すべき人生の先輩

ちょっと前の新聞の読者の投書欄に掲載されていた、70才台の方の投書がずーっと心に残っています。

70才台なので、戦争を体験された方(以下Aさん)の投書です。
東京大空襲の被害を受けた被災者の遺族が、国を相手どって損害賠償を求める訴訟を起こすことになったらしいのですが、そのことについてのものです。

(内容は、私の記憶によるものなので、実際の投書とちょっと内容が違うかも知れませんが)
このことについて、Aさんは、
訴訟したくなる気持ちはよくわかる。
しかし、その時代を生きた我々には、いくばくかの責任があっても、子供と孫の世代には何の責任もない。国を賠償を求めるということは、子孫の納めた税金に負担がかかること。何の責任もない子孫に負担を負わせるべきではない。
そういった感じの内容でした。

訴訟の是非については人によって様々とは思いますが、当時10代だったAさんが、その時代を生きていた自分たちの責任と語っている部分に、今の社会風潮とは全く対極にある潔さを感じました。
税金というものへの捉え方も、全くもってその通りで、私なんぞは、税金は取られるモノ、役人がムダ使いするから、なんとしても節税するのだ、という全くもって自己中心的なものです。
こういう公共心のカケラもない自己中がそこら中で火花を散らしているのが今の世の中、ストレスいっぱい、犯罪も増えて当然ということでしょうか。

よく公私の「公」を仕事、「私」を遊びのように表現するけれど、実は仕事している自分も心がけとしては「私」であって、「公」ではなくなっています。「公」は、アカの他人の集まり、そのアカの他人に奉仕する気持ちが公共心。仕事も、そういう気持ちでやっていれば「公」なんだろうけどね。

というわけで、尊敬すべき人生の先輩Aさんの投書を読ませていただいたので、とても殊勝な感じの日記でした。

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2006.11.06 | | コメント(0) | トラックバック(0) | ひとりごと

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