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グラフで見るジンベの音 その5

ごく一部のマニア?の皆様(笑)、お待たせしました。
カンガバ34cm(材質はゲニ)の皮違いによるFFT波形比較をお届けします。
その前にマニアじゃないと思われる方から、グラフの見方がわからないという声がありましたので、ちょっとだけ説明します。

グラフ横軸が音の周波数で、右に行くほど音程が高い音になります。目盛が普通の等間隔と違って対数目盛となっていますが、気にしないでください。100の点線目盛の次に右隣の点線が200の目盛、そのまた隣が300となります。
ちなみに、55Hzが低音の「ラ」、その1オクターブ上の「ラ」が110Hz、そのまた1オクターブ上の「ラ」が220Hz、440Hz、880Hzとなっています。

グラフの縦軸が音の強さです。
大きい音を出す程、グラフが上に行きます。

ちなみに、440Hzだけに音の強さがあって、他の周波数の音が全部0のグラフがあったとすると、その音の正体は何かというと、「ピー」という「ラ」の音程の機械音という実に味もそっけもないものです。

前おきは以上です。
お待たせしました、グラフを公開します。
。。。待ってないか。。。(笑)
今回は気合いが入ってますよ~。


グラフの線の色ですが、全て現在の厚い皮の方が緑色、青い方が従来の薄めの皮のものです。波形を重ねて比較しやすくしました。気合い充分!!!でしょう?

先ずはトン(中音) --- 画像をクリックすると拡大します。


厚い皮になって叩いていて一番気持ち良くなったのがトンです。ピークの360Hz付近の山が際立っていてます。また、ピークから離れた低域の音量も多くなり、野太い感じの音となっています。半面ピークより高域760Hzと、1000Hzを越えたところにも二次的なピークがあります。音を聞くと確かに、少しキーンという音も出ています。これは打ち方の問題のような気もします。

次はスラップ(高音、パ、タ、カン)


厚い皮になって、音の立上りが良い感じで、すっきり感がでました。波形をみると540Hzと750Hzの二つのピークが際立っており、低域の音量が全体的に少なくなったため、すっきり感が出たものと思われます。

最後にバス(ベース、ドン、グン)


ピークの音量の違いは、おそらく叩き方の強さによるものと思います。バス音に関しては、厚い皮の方がピークの山の形が鈍く、ピーク域外の周波数の音量も多めで、ややボケ気味の波形となっています。厚い皮の場合、同じ音程の高音を出すためにはかなり皮のテンションを上げる必要があるので、その影響と考えられます。

注意として、今回私は厚い皮の音が好きになってしまったので書き方が「厚い皮の方が良い」という風になっていますが、これは個人の嗜好に依るもので、薄い方が好きな人もいるでしょうし、中くらいが良いという場合もあると思います。
また、厚い皮は当然ですが打面が固めになります。また、チューニングの際にはよりパワーが必要です。

グラフで見るジンベの音シリーズの中でも、今回は自分でもとても興味深くて、気合いの入った解説入りのレポートとなりました。
いかがでしたか?
やっぱりワケがわかんない?(笑)

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2006.11.05 | | コメント(5) | トラックバック(1) | FFT

コメント

いろんなことされてますね。
数値的に色々比較したいのであれば、マイクの位置、ジンベの設置状況を最低限そろえておく必要があります。ジンベの設置の状況で太鼓自身の共振周波数もかなり変化します。

厚い皮はリバウンドが薄い皮に比べて小さいため、薄い皮を叩いてた人は力が入りすぎるようです。その辺のことを体が学習すると小さな力で大きな音が出せるようになります。

また、同じテンションで張られていた場合厚い皮のほうが高い音の成分をたくさん持つことになります。

色々トライしてみてください。色々面白いことがわかるかもしれません。

2006/11/05 (日) 22:53:57 | URL | 由木尾 晃 #JalddpaA [ 編集 ]

録音状況は、できる範囲内ではそろえていますが、外から音が入って来るし、気候の方の影響もあります。が、まぁ本とか論文にするわけじゃないので。。。
でも、ばっちり条件をそろえないと意味がないかというと、そうでもない手応えがあります。

薄い皮から厚い皮にかえると、力が入り過ぎるのは、おっしゃる通りです。今まさに、そこのところを感じているところでした。波形を見ても、力を抜いた方が良い結果になりました。
でも、速いリズムとかを叩くと、いつの間にかまた力が入ってしまいます。

また、厚い皮は質量があるので同じテンションの場合、主音の周波数は下がると思います。ギターの弦でいうと、太いハードゲージの方が同じ主音程を出のに強いテンションが必要なのと同じですね。
同じ主音程までテンションを上げると厚い皮の方が「倍音などの高い周波数成分の数」が増える、ということではないでしょうか。

音チェックは、録音して聞いてみるだけでわかると言えばそうなのですが、さらにこうやって視覚的に見ることでチェックできないかな、ということでやってみました。
より良いアイデアが出てきたら、費用¥0の範囲でまたチャレンジしたいと思います。

2006/11/06 (月) 08:42:53 | URL | haji #.jmLF3tw [ 編集 ]

今度は、ジンベの声紋を取ってください。

そうですね。私は、基本音が高くなるとは書いてません。
基本音は下がる傾向にありますが、高い音の成分(高調波ではありません)は多くなります。皮は、結構鋼性もあり単に薄い膜としてのモデルになりません。(動的弾性率が大きくなるため。)

高い音の成分をたくさん持てるというのは割りと大事なことで、同じ中音がたたけるばあい、高音をよりはっきり出せる効果があります。ただし、薄い皮と違ってごまかしが効かないのできちんと叩けないとだめです。

色々実験してみてください。
 人の声の分析をするときに時間の変化でスペクトルがどう変化するかをサンプルします。サウンドスペクトログラフというもので、俗に言う声紋なんかを見るやつですね。多分FFTよりも面白いと思います。
 フリーの測定ソフトとかあるとよいですね。

2006/11/08 (水) 10:43:23 | URL | 由木尾 晃 #JalddpaA [ 編集 ]

せ、声紋ですか~

そうですね、おそらく「テンション」という言葉を使ったあたりの文の捉え方にちょっとズレがあったかも知れません。
これですっきり!

厚い皮のタイコを、自分で中音を出すのがやや厳しいあたりにチューニングしておくと、タイコが自動的に先生になってくれるようです。

ジンベの声紋ですか~、家のドアロックで声紋認識させる装置なんかできたら、たいへんですね。下手をすると、入れなくなっちゃう。(笑)

2006/11/08 (水) 14:44:13 | URL | haji #mPdgBBNQ [ 編集 ]

すでにジンベの声紋が

間髪を入れずに、すでに声紋が出来てますね。(トラックバック)
速い!
カラフル!

2006/11/09 (木) 22:14:02 | URL | haji #Oi3/eWSk [ 編集 ]

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ジンベの声紋

ひょんなことからジンベの声紋をとってみようという気になりました。つまりは、ジンベの音質の解析なわけであります。FFTという関数をかけて叩いた瞬間の音程を測ろうというのはそれはそれでよいのですが、じつは、楽

2006/11/09 01:58 | アフリカン・ジンベ工房 (African jenbe workshop)

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